人的ネットワークを広げよう

人的ネットワークを広げよう

若いうちに作る友だちというのは、一生続く友情につながることもあり、大学生活での仲間との交流は人生の中でも重要なものだと思います。これは日本でも海外でも同じことで、単に学業に打ち込むだけでなく、仲間との付き合いを通して、楽しい学生生活を送り、貴重な人脈を作っていくことができるのです。

■大学生同士の交流会

日本ではいろいろなタイプの大学生同士の交流会があり、たとえば「アカデミックプロジェクト」というものがあります。このプロジェクトは、日本全国の大学生が集まって、異なるコンセプトの基に議論を交わしたり具体的なプロジェクトを推進したりするというものです。環境問題に取り組んだり、発展途上国のサポートをいかにするかということを話し合ったりする、とても有意義な集まりとなっています。こうしたまじめな目的のもとに集まって大学生が一緒に活動することによって、深い絆を作り新しい仲間を持てるというのは素晴らしいことです。

≫参照:アカデミックプロジェクト

■仲間の絆を深めるボランティア活動

海外の大学でも同じような交流の場が多く、仲間同士の絆を強める助けとなっています。特にアメリカやヨーロッパでは、学生が行うボランティア活動が活発です。アメリカにはキリスト教の“隣人を助けよ”という教えが深く根付いています。困っている人々を助けようとする精神と活動がアメリカの伝統の最も重要な部分になっているように見受けます。 それぞれの興味ある分野、学んでいるジャンルに関係する分野でボランティア活動を行います。同じ志を持つ仲間が集まりますので、友情を深めるきっかけにもなり多くの学生がこのボランティアで一生の仲間を得ます。

≫参照:海外ボランティア活動

■さまざまなプロジェクトに積極的に参加しよう

日本人が留学することが多い大学は規模が大きく、数万人程度の学生が集まることも珍しくありません。そのため、常に新しい仲間に出会えるというのも魅力的です。パーティーなどの遊びの場で出会えることもありますし、学業の一環として行われるプロジェクトの中で新しい仲間を見つけることもあります。実にたくさんの国からの留学生が集まることが多いので、全く異なる背景の人たちと友情を築けるというのは一生の宝となることでしょう。

≫参照:scuolatoscanaの課外活動プログラム

大学で築いた人脈というのは、社会人となった後でも役に立つことも多く、特に外国では大学時の結びつきを利用してビジネスなどを進めるケースも多くあります。将来につながる交流を持てますので、大学での仲間との交流を大事にしたいものです。日本の大学でもたくさんの仲間を持つことができますが、やはり海外に留学することによって仲間の輪を大きく広げられるというメリットがあります。こうした点も考えて海外留学を検討するのも良いかと思います。